アストリッド リンドグレーンは
スウェーデンの児童文学作家です
このタイミングで行ったのは
意味があるからでしょう
だって彼女は
暴力は絶対だめ
と言った人ですから
伊勢丹でやっている
長くつ下のピッピの世界展
そこにはゴツゴツした石がひとつ
展示されていました
説明文に
お母さんはとうとう
ムチを使わなければならないと観念した時
幼い息子に「ムチを探しておいで」と言いました
息子は長い時間戻りませんでしたが
やっと、泣きながら戻って来た時
「ムチは見つからなかったけど
お母さんが僕に投げつけるのに丁度いい石を
拾ってきたよ」
と言ったのです
それで、お母さんは
自分を戒めるために
その石をずっとキッチンの棚に置いたのです
スウェーデンは世界でいちばん最初に
こどもへの暴力禁止の法律ができた国だそうですよ
私はこの絵本をこどもの時読んだことも
娘たちに読み聞かせたこともないのですが
スウェーデン通の娘に誘われて
そして
お昼はパンとカフェオレ
メゾンカイザーはやっぱり美味しい